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独立起業と単なる起業の違いを【明確に知らないと悲劇】が起こる

独立起業と単なる起業の違いは、何ですか?

 

と聞かれたら、明確にその違い答えられるでしょうか?

 

私は、その違いを明確に知ったのは、20代で起業し10年後に倒産という悲劇を経験し再び30代で起業してからです。

 

起業してアッサリと失敗し倒産という名の悲劇を迎える人の多くは、独立起業と単なる起業の違いが何なのかを知らないからです。

独立起業と単なる起業の違い

「じゃぁ、独立起業と単なる違いはなんなんだよ?」

 

という疑問に答えるとするならば、それはこれです。

 

『生殺与奪権(せいさつよだつけん)を自らが握っているか否か』

 

  • 生殺与奪権が自らが握っている=独立起業
  • 生殺与奪権を他人に握られている=単なる起業

 

せいさつよだつけんというのは、なんとも物騒(ぶっそう)な言葉であり耳慣れない人もいるかもしれませんが。

 

早い話、『生かすか殺すかの選択権』があるかないかということ。

販売条件を決める立場か否か

起業したあなたの会社が取引先(販売先)に対して、販売条件を決めることができる立場であれば、生殺与奪権を自らが握っている。

 

が、その逆にあなたの会社が取引先(販売先)に対して、販売条件を決められてしまう立場であれば、生殺与奪権を握られている立場を意味する。

 

言うまでもなく、販売条件という名の生殺与奪権を取引先(販売先)に握られてしまっていては、マズイ…。

 

ましてや、大口の取引先であればなおのこと。

 

販売条件の重要の1つでもある販売価格を取引先の好き勝手に大幅値下げをされるような事態が、明日起きても何らおかしくはない。

取引先に販売条件を決められる怖さ

取引先に販売条件を握られるという名の生殺与奪権を握られていると、どうなるか!?

 

会社の収益は大幅に下がる。下がるなんて、そんなもんじゃない。

 

一気に雪崩のようにだだだだだだだだだだぁとダダ下がる。

 

それを何とか食い止めようとして

 

『そこをなんとかお願いしますよ…そんな販売条件ではウチはやっていけません』

 

と言ったとしても

 

「いやいや、コチラの条件はコレで譲れないし譲るつもりもないんで…」

「いいんですよべつに、あなたの会社以外にも依頼先はありますから…」

 

みたいに嫌味な言い方をされようが横柄な態度をされようが、なにされようが…

生殺与奪権を持つ大口取引先が聞く耳を持たなければ

 

「バサァー…」

 

と日本刀で斬られるように生殺与奪権を持ってない側としては、なす術なく斬られて、血が噴き出す。

 

つまり、一瞬で売上や利益が吹っ飛び右肩下がりになっていく。

 

言うなれば、会社のキャッシュ(現金)は、人間で言うならば、血液と同じ。

その血液の出血が止まらなければ、死…倒産ということになるわけです。

 

それが、私自身が20代前半で起業した際の実態であり単なる起業だったわけです。

単なる起業ではダメなのか?

「独立起業ではなく単なる起業ではダメなのか?」

 

という人もいるでしょう。

 

ダメというか、それならば起業しない方が身のためですよ、としか言いようがないです。

 

なぜなら…生殺与奪権を持てないということは、早い段階で起業しても倒産するのは、目に見えているからです。

 

  • 生殺与奪権が自らが持ってない=単なる起業 ⇒ 倒産

 

勇敢に見える起業という名の無謀な挑戦

生殺与奪権を持たずして、起業するのは、それは勇敢な行為でもなんでもなく、勇敢に見える無謀な挑戦であり自殺行為です。

 

それはまるで、普段着でそこらへんの公園へ遊びにいくような感覚で,冬山に登山しにいくようなもんですから。

 

これオーバートークでも冗談でもなんでもなく、事実です。

 

だから、私自身、30代前半で再び起業する際は、生殺与奪権を持てるまでは起業しようとも思わなかったワケですよ。

起業をなめているから悲劇が起こる

そういうこと(生殺与奪権を持つ重要性)を知らずに起業している人は、起業をなめているとしか言いようがないです。

 

そう軽装備で冬山登山するように冬山を軽く甘く見ていると同義。

 

だから、起業して悲劇が起こるワケですよね。

 

それがカッコイイと勘違いしまくっている人もいるんですが…笑えない。

 

まぁ、逆に言うならば、それ(生殺与奪権)を持ち起業している人は、独立起業したと言えるし、起業した会社は継続して発展していく可能性が非常に高くなるのは、当然です。

独立起業するにはどうすれば?

生殺与奪権を自らが持っているのが独立起業です。

 

「そうは言っても、それが難しいというかデキないというか…」

 

と思う人もいることでしょう。

 

まぁそう思うのが当たり前ですよね。

 

ですので、独立起業するには、どうすればいいのか?についてお伝えします。

画期的な商品やサービスを開発

独立起業するには、業界初とか世界初とかの画期的な商品やサービスを開発するのが一番です。

 

そしたら、生かすも殺すも、その会社次第で周りの取引先は、そんな会社に

 

「はははぁー _| ̄|○ どうぞよろしくお願いいたします」

 

ってな感じで、ひれ伏すことでしょう。

 

しかしながら、そんなことは現実的に考えて難易度が高い、やや非現実的ですよね。

 

ただ、それができないかは要検討してみる必要はあります。

オリジナルの商品やサービスを開発+α

業界初とか世界初とかの画期的な商品やサービスを開発するのがベストですが、それが無理なら、オリジナルの商品やサービスを開発するということです。

 

ただ、それだけではなく、+αとして、自社で集客して自社で販売する体制を構築することに限ります。

 

それならば、生殺与奪権を取引先に握られることはありません。

 

そして、実際に独立起業して成功している人たちが、やっているのがこのパターンです。

同じ起業でも天国と地獄

同じ起業するにしても、独立起業と単なる起業では、正に天国と地獄の違いと言えるほどの世界が待っています。

 

他ならぬ、私自身が体験してきて断言できることです。

 

せっかく起業したのに、自分以外の誰かに生殺与奪権を握られていきていかなければならない…そんなことにはなりたくないですよね。

 

ましてや、起業前よりも生活や収入時間に余裕がなく、起業前のサラリーマン時代以上に身も心も疲弊するようなことになっては、意味がないですから。

 

どうせ起業するなら、最初から、お金・時間・健康・家族・尊敬を全て手に入れることを念頭に起業して成功する社長(『真の社長』)になっていって欲しいですね。

 

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この記事を書いた人
ヒロッキー

ヒロッキー@社長歴20年・社長という生き物が大好き。
社長として生きている人がファイブフォース(お金、時間、健康、家族、尊敬)を手に入れる個人指導しています。一杯600円のラーメンがご馳走だった幼少期から大学時代に年収1,500万円超のトップセールスマンとなり就活せず即起業。創業5年で3億超え上場目指す規模までになるが倒産。その後年商5,000億円超の東証一部企業の社長から見込まれ再起。詳しいプロフィールはこちら

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