起業したい夫、「俺、起業するから前々から起業したいと思ってたんだ」
それに対して世の多くの奥様の反応は…
「へぇー、そうなんだ。起業か頑張ってねぇ応援するから」
という物分かりが良く前向きなものではなく。
「何言っての!そんな起業なんて、やめてよ」
「どうせ成功しないんだから失敗するに決まっているわよ」
「起業して失敗したら、どうすんの…」
という言葉を面と向かって夫に言うか言わぬかべつとしても、十中八九、心の中ではそう思っていることでしょう。
と同時に、何とかして起業したいという夫を止めたい。止めなきゃいけないそんな気持ちになるのが当然の反応だと思います。
起業したい夫を止めたいということは…
奥様であるあなたが、起業したい夫を止めたいということは、すでに心の中では、次のように感じていることでしょう。
「夫が起業したら失敗する」
そして、実際にその考えは正しく、ほぼ100%失敗します。
しかも、3年以内に倒産、早ければ起業して1年程度で実質的に、起業失敗します。
「そんな、うちの夫の何がわかるのよぅー!」
と思う人もいるかもしれません。
ですが、とりあえず落ち着いて聞いて下さい。
奥さんに起業を反対される夫
起業したいと打ち明ける夫に対して、一番の理解者である奥さんが反対した家庭で起業して成功している人はいません。
これは、私自身がこれまで20代と30代で起業してきた経験および、その他友人知人たちなど含め、起業した数多くの人たちを見てきての感想などではなく紛れもない事実です。
起業して成功している人は、例外なく奥さんや家族から反対されることなく起業していくからです。
奥さんが反対する理由
一番の理解者である奥さんや家族が起業したい夫に対して反対する理由は、以下。
- 起業失敗する確率が高い
- 起業して成功することは難しい
と、思っているからに他ならないからですよね。
そしたら、今の生活ができなくなってしまう。さらには、その後は、どんなことになってしまうのか…。
だから、起業したい夫の気持ちを尊重して上げたいと思いつつも、起業失敗した後のことを考えると不安になり心苦しくなったりして反射的に止めようとしているわけです。
起業したい夫との気持ちのズレ
「お前は、俺のことがよくわかっていないんだよ…」
起業しようとする夫を止めようとすると、こういうセリフが返ってきますよね。
一番の理解者である奥さんや家族に対してそういう反応するのもまた、起業したいと考えている夫からすると当然でしょうから。
夫の反論がもっともらしく聞こえるが
会社での働きぶりや実際のビジネスにおいての実力においては、奥さんや家族が正確に把握(はあく)していることはないですよね。
知っているとしても、勤めている会社や年収や役職について程度でしょうから。
ですから、夫の反論ももっともらしく聞こえます。
しかしながら、奥さんや家族はそれに関係なく起業を止めたいと思っている。
つまり…
起業しても失敗すると思っている=信用していない
人としては、信用していたとしても起業して成功する人だとは思っていない。
それが、悲しいことなのか、どうかわかりませんが事実であり本音だと思います。そこに、起業したい夫との気持ちのズレが生じていくわけですよね。
夫の会社での実力と起業成功は関係ない
起業したい夫の会社での実力やビジネスの実力が高かろうが低かろうが、起業して成功するか失敗するかなんて関係ないんです。
どういうことかというと…
そもそも、起業したら誰からも最初は知られていません。ましてや起業したばかりの会社を信用してくれる人や会社なんてどこにもありません。
そんな中で、信用され仕事を任されていかなければならないわけですよ。
ですから、ハッキリ言って起業して成功していくには信用されるかどうか、それも起業したての人や会社を信用されるに値する存在なのか?
そこに全てが掛かっていると言っても過言ではないんです(キッパリ)。
ということは、ええ、そうです私が言いたいことがわかりますよね…。
奥さんや家族から見て、起業して成功すると思えない夫が、見ず知らずの人や世間から信用されると思いますか?
「…」
はい、されるわけないですよね。
そういうことを、奥さんや家族が言葉にせずとも、おぼろげながらにでも分かっているのですが当の夫は理解していないんです。
だから、そこにも大きな気持ちのズレが生まれますよね。
どうしても起業したい夫を止めたいなら
「私はあなたが、起業しても成功する人ではないと思っています」
と、ハッキリと面と向かって言うしかないでしょうね…。
それこそ、優しさや思いやりを持たずしてあえて非情とも言える無慈悲(※)
で強烈な言葉を浴(あ)びせる。
(※むじひ。なんらの思いやりもあわれみも持つことなく)
相手が倒れるまで浴びせまくるくらいの覚悟が必要でしょう。
夫以上の覚悟を持って止める
起業したいと言ってくる夫は、それなりの覚悟を持っています。
ですから、それを止めたいのなら、それ以上の覚悟を持つ必要があります。
なぜなら、生半可な気持ちで中途半端に止めようとしたらケガするのは止める方です。
例えていうならば高速で走って向かってくる車。
それも暴走してくる車の前に出て「止まってくださぁーい」なんて手を振りながら立ちはだかるのではなく。
必ず止める、いやどんな猛スピードで走ってくる車でも必ず止まるレベルの頑丈なバリケードを設置して止めるくらいじゃないとダメでしょうね。
最終手段として夫を止める言葉
最終手段として夫を止める言葉。
言うなれば、頑丈かつ強固なバリケードとして使うとしたら…
「起業するなら、離婚します。」
これは、実際によく聞く話しですし、私の知人でも奥さんにそう切り出されて起業するのをあきらめた人もいれば起業して奥さんと離婚した人もいますからね…汗
もし、そんなバリケードをぶち破って行ったのなら、起業しても成功すると思います。
実際に、離婚してまで起業した私の知人が何人かいますがその人たちはみな、大成功していますよ。
「じゃぁ、私の人生はどうなんのよ…」
と思う人もいるかもしれませんがねぇその時は、そういう運命なんだ。そういう人を夫にしていたんだと受け入れるしかないです。
でも、間違っては、私のせいにはしないでくださいね…汗
起業したい夫を持つ、奥さんや家族のためになるであろと思い願い、私なりの知見をお話しておりますので。
起業したい夫と話し合うこと
さて、ここまでは、起業したい夫を止めることの話しを続けてきましたが、この機会に、旦那さんと起業について話し合うことをおススメします。
起業とは一体なんなのか?奥さんや家族の反対を押し切ってまでする価値があることなのか起業する本当の理由はなんなのか…?などについて、徹底的に話し合ってみる。
旦那さんに教えてあげてください
起業したいと言っている旦那さんに今、あなたが読んでいるこの内容と以下のページを教えてあげてください。
きっと、お役に立てる内容になっていると思います。
【参考】起業【家族から反対される人の原因】と家族が安心する起業の始め方
ちなみに、私は起業する際には奥さんや家族から何らの反対を受けたことはありません。
きっと、どれだけ頑丈で強固なバリケードで止めても無理だと思っていたからだと思いますが(笑)
だからこそ、奥さんや家族のためにも起業したら絶対に成功しなければならない、そう思い今があります。
お陰様で、それなりの収入と家族と過ごす余裕ある時間を手にすることができています。
そういう人生を送れるようにならないと起業する意味や価値はない。
そう実感しています。
もっと言うと、起業した本人は勿論、家族も、お金・時間・健康・(家族)・尊敬の5つ全てを手に入れる。そうあるべきだと思います。
そんな起業して理想的な人生を送るには、具体的に何をどうすれば良いのか?、そのあたりのヒントや答えを【『真の社長』になるためのメルマガ講座 】で詳しくお伝えしています。
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