お金を稼げる人と稼げない人の違いについて話せばキリがありません。
しかしながら、行き着くところは、思考の違いに他なりません。
つまり、思考の違いが、お金を稼げるか稼げないかを決定づけています。
また、必ずしもお金を稼げる人は、世間一般で言われる頭が良い人ではありません。
- お金をたくさん稼げる人≠頭が良い人
- お金をたくさん稼げる人=3つの思考をお金を稼ぐのに活用デキている人
お金を稼げるか稼げないかを決定づけている3つの思考について、話をします。
お金を稼げる人稼げない人の3つの思考とは
3つの思考について結論から言うと…
- 本質的な思考
- 多面的な思考
- 長期的な思考
言葉自体は聞いたことがある人もいると思います。
が、その具体的な内容および、それらの思考が、どのように稼ぎの金額に影響を与えているのか?については、よくわからない人もいると思います。
それぞれ1つずつ解説していきます。
本質的な思考と枝葉末節的な思考
3つの思考の中で、最も重要な思考が、本質的な思考です。
問題の本質を突くとか、物事の本質…など、日常的に使うコトがあると思います。
本質的な思考とは…
最も重要な要素、根本的に必要なモノは何かを見抜く思考というものです。
(※)なお、この定義は、私独自の解釈と考えによるものです。
樹木で言うと…根であり幹の部分です。
よく枝葉末節(しようまっせつ)という言葉がありますが、正にあれば、本質(根、幹)とは対極にあるものと言っても良いものですよね。
本質に比べれば、重要ではない。
なくても大勢に影響はないという具合ですよね。
何事もそうですが、本質を見極めずして、枝葉末節に時間やエネルギーを注いでしまっては、成果をあげていくことは極めて難しいです。
つまり、お金を稼げない人や稼いでいる金額が少ない人は、本質的な思考ではなく枝葉末節的なことに時間やエネルギーを注いでいる傾向があります。
例えば、集客手段には、ブログの他にも様々な集客手段がありますよね。
Twitter、youtube(動画)、Facebookなど(勿論、ネットを活用以外にもありますが)。
本質的な思考がデキる人は、集客手段は、どれが一番良いのか!?とは考えません。
そうではなく、どういう情報を発信したら最も効果的に集客することができるか?
ということを考えているワケです。
しかしながら、本質的な思考がデキない人(枝葉末節的思考)は、集客手段は、どれが一番良いのか?!ということを考えてしまいます。
肝心要(かんじんかなめ)の、本質的な部分(どういう情報を発信したら最も効果的に集客することができるのか?)に考えが及んでいないんです。
- 本質的な思考=お金を稼げる人(稼げる金額が大きい)
- 枝葉末節的な思考=お金を稼げない人(稼げる金額が少ない)
極端な話しでもなんでもなく、本質的な思考がデキる人であれば、どんな集客手段を活用したとしても、効果的な集客はデキます。
その逆に、本質的思考がデキない人(枝葉末節的思考)は、どんな集客手段を活用したとしても、効果的な集客はデキないのです。
多面的な思考と一面的な思考
多面的な思考とは…
ある1面のみだけで見たり聞いたりして判断や結論を出すのではなく、複数の側面や可能性を探る思考をするというものです。
(※)なお、この定義は、私独自の解釈と考えによるものです。
その反対が、一面的な思考です。
この多面的な思考と一面的な思考を説明するには、この寓話が一番良いと思いますので、紹介します。
群盲象を評す(ぐんもうぞうをひょうす)という、インド発祥の寓話があるのをご存知でしょうか?
どんなお話しかと言うと…
6人の盲人が、象に触れた(象だと気づかずに)感想を話し合い、自分の主張こそが正しいと訴えているわけですが、その様子を見ていた王様が一言…。
- 1人目が、象の足に触れた時にこう言いました「柱のようです」と。
- 2人目が、象の尻尾に触れた時にこう言いました「鋼のようです」と。
- 3人目が、象の鼻を触れた時にこう言いました「木の枝のようです」と。
- 4人目が、象の耳を触った時にはこう言いました「扇のようです」と。
- 5人目が、象の腹を触った時にこう言いました「壁のようです」と。
- 6人目が、象の牙を触った時にこう言いました「パイプのようです」と。
それを聞いた王様は、こう言ったそうです。
「皆の意見は、それぞれ正しい。だが、それは象という動物の1つ1つの側面であって、それぞれが異なる部分を触っているに過ぎない。象という動物は、6人が6人ともに主張する全てを備えているものだ」と。
これをネットを活用した集客手段で話しをすると、ブログの他にも様々な集客手段がありますよね。
Twitter、youtube(動画)、Facebookなど(勿論、ネットを活用以外にもありますが)。
多面的な思考がデキる人は、どの集客手段が良くて、どの集客手段が悪い!?とは考えません。
どれも、それぞれの特徴があると考えつつも、ネットを活用した集客手段というのは、無料であったりコストが莫大に掛からないということだと捉え、多面的(総合的)にメリットデメリットを考えて集客手段を決めているわけです。
しかしながら、多面的な思考がデキない人は、正に盲目的に、ごく一面だけの部分を見たり、流行りの集客手段が現れれば、それに傾倒していってしまうんですよね…。
- 多面的な思考=お金を稼げる人(稼げる金額が大きい)
- 一面的な思考=お金を稼げない人(稼げる金額が少ない)
極端な話しでもなんでもなく、多面的な思考がデキる人であれば、どんな集客手段を活用したとしても、その集客手段のメリットを活かして効果的な集客はデキます。
その逆に、多面的な思考がデキない人は、どんな集客手段を活用したとしても、効果的な集客はデキないのです。
長期的な思考と短期的な思考
長期的な思考とは…
直ぐに成果が出ることを不自然なことだと理解した上で、成果が上がるには、しかるべき時間が必要だと考えられる健全な思考をするというものです。
(※)なお、この定義は、私独自の解釈と考えによるものです。
その反対が、短期的な思考。または、インスタントラーメン思考です。
インスタントラーメン思考というのは、熱湯を注いで3分待つだけで美味しいラーメンが出来上がるみたいに、成果が直ぐに出る求める思考を言います(私の造語ですが)。
見渡す限り、この長期的な思考が欠落していることにより、脳力や能力があっても成果を上げられずに苦しんでいる人が多いと感じるのは、私だけでしょうか…。
そう、インスタントラーメン思考に侵されてしまっていて、せっかくの脳力や能力を発揮できずにいるということです。
特に、ネット上には、そういう類の情報が蔓延していますよね。
例えば…
- 「凡人の私がたった1日で100万円稼いだ方法」
- 「3ヶ月前までパソコン音痴の私がメール1通で1,000万円稼ぎだした方法」
まぁ、その言葉をそのまま受け止めてしまう人は、いないと思いますが…。
もし、その言葉通り真に受けてしまうと長期的な思考が欠落していて成果を上げられない人になってしますので、要注意です。
そういう類の情報に惑わされることがないようにするには、他のモノに置き換えて考えてみると、よろしいかと思います。
例えばですが…筋トレ、経験がある人も多いかと思います。
『たった1日、激しい筋トレをすれば翌朝、あなたの身体は筋肉がムキムキに!』
激しい筋トレ(腹筋・背筋100回/腕立て伏せ:100回/スクワット:100回)やっとします。
さて、翌日、筋肉がムキムキになっているでしょうか?
「…」
ですよね、なっているわけないですよね。
もし、なっているとしたら、激しい筋肉痛ではないでしょうか(笑)
これは、私の経験上ですが(パーソナルトレーナーをつけて)、自分の限界を超したトレーニングを週2回(1回1時間)を最低3ヶ月以上継続しないと、筋肉がついてきたという実感は起こりません。
また、筋肉が明らかに自他共に認めるほどにムキムキになるには、最低6ヶ月以上~1年はは継続しないと、あり得ません。
私の場合、トレーニング開始してビルドアップ(筋肉を鍛えて太く)した結果、1年後に体重が10kgほど増えていました(母数となる体重の約20%程度増)。
※とまぁ、私の経験上と言いましたが、一般的な男性であれば、おおむねそのような期間が掛かるのが普通だそうです(パーソナルトレーニングのトレーナーいわく)。
ちなみに、本格的なパーソナルトレーニングの場合、月額:10万円以上はかかります。
とまぁ、何を言いたいかと言うと…
本当に成果を出すには、時間が必要ということなんです。
そんな当たり前のことを私が力説するまでもなく、世の中の成功者は例外なく、「直ぐに稼げるとか、直ぐに成功する…」という言葉を発している人は、誰一人としていません。
長期的な思考がデキる人は、直ぐにお金を稼ごう!?とは考えません。
なぜなら、直ぐにお金を稼げる方がおかしい(不自然)だと考える健全な思考があるからです。
しかしながら、長期的な思考がデキない人は、直ぐに稼ごう、直ぐに稼げると、勘違いしてしまっているのです。
いえ、インスタントラーメン思考に侵されてしまっているわけです。
- 長期的な思考=お金を稼げる人(稼げる金額が大きい)
- 短期的な思考=お金を稼げない人(稼げる金額が少ない)
極端な話しでもなんでもなく、長期的な思考がデキる人であれば、ビジネスに限らず、どんな分野でも成果を上げられます(成果が出る正しいやり方でやっていることが前提ですが)。
その逆に、長期的な思考がデキない人は、ビジネスに限らず、どんな分野でも成果を上げることはできません…。
お金を稼げる人になるべく3つの思考を融合させる
さて、ここまで3つの思考について解説してきました。
- 本質的な思考
- 多面的な思考
- 長期的な思考
ただ、勘違いしてはいけないのは、それぞれ別々に考えるのではなく、3つの思考の全てを融合して活用していくことを考えるということです。
そして、それを実践の場で活用していく。
楽にお金を稼げる人になる
楽にお金を稼げる人になる。
このフレーズだけを切り取れば、何とも微妙な印象に聞こえると思いますが…。
ただ、誤解しないでください。
本質的・多面的・長期的な思考を融合させていくから、楽にお金を稼げるようになっていくのです。
なぜなら…
世の中の多くの情報は、本質的な思考、多面的な思考、長期的な思考とは、真逆の思考となる思考の人たちが圧倒的多数だからです。
逆に言うと、お金を稼げる人というのは、圧倒的少数です。
これは紛れもない事実であり、時代が変わろうが何しようが変わらないでしょう。
楽していてはお金を稼げない人のまま…
言うまでもなく、楽していてはお金を稼げない人のまま…です。
枝葉末節的な思考、一面的な思考、短期的な思考をし続けていては、冗談抜きで一生お金を稼げない人のままで終わります。
(余計なお世話ですが)
そうなりたくない人は、お金を稼げる人の3つの思考に切り替えることをおススメします。
また、お金を稼ぐには何が必要なのか?興味がある人はコチラが参考になります。
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