当然ながら、顧問税理士に相談し会社の業績推移(利益予想)や税制面からも逆算して検討してみたり、それらしい情報なども探してみましたが…。
これだぁー!と心から思える社長の年収の決め方はありませんでした。
納得がいく社長の年収の決め方ってありそうでないんだなぁーと感じていたそんな時、知人である三田(みた)さんに相談。
彼は、年収1億円以上をゆうに越す社長さん。定期的にお会いして話したり、たまにゴルフに行ったりする間柄(あいだがら)。
社長の年収の決め方ってどうすればいいんですかねぇ…?と、三田さんにたずねた。
丁寧に答えてくれたが、最初はよく理解できなかった。
けど、今では、社長の年収の決め方として、これ以上ないと思えるほどの、しっくり来る決め方だと実感しています。
社長の年収の決め方は心の動き次第
「社長の年収の決め方は確かに迷いますよね」
「よくわかります。自分もそういう時期がありましたから」
三田さんでも、そういう時期あったんですね。
「そりゃぁ、そうですよ。でも、今では、社長である自分の年収を決めるのに全く迷うことがなくなりましたよね」
いいですねぇーそれは年収の決め方を確立したからですよね?
「そうですね」
それについて教えて欲しいんですが、どんな決め方なんですか?
(きっと、これだぁーっ!という決め方なんだろうと期待MAX)
心の中でザワザワしない
「社長の年収の決め方は心の中でザワザワしない」
「良い意味でドキドキワクワクする金額に決めることです」
えっと、ザワザワって、どんな感じの?
「胸騒ぎみたいなやつですかね…苦笑」
胸騒ぎですか(よくわからん)、ドキドキワクワクってどんな感じですかね?
「楽しい気持ちで未知の世界にいくような感じですかね」
楽しい気持ちで未知の世界ですか!?(うん、よくわからん。理解不能)
「よくわからない感じがすると思うのでもう少しかみ砕いて説明するとですね」
「誰しも、自分の心の中にいるもう1人の自分みたいなのがいると思うんですけど…」
「何か神秘的なものとかじゃなく(笑)」
「こうしようかなぁ…でも、やっぱりやめておこうかな…みたいな心の中でやり取り(葛藤)するような感じの」
まぁ、確かにいますね。もう1人の自分との対話みたいな。
まずは仮決めしてみる
「で、まずは仮決めみたいな感じで社長の年収を決めてみるんです。」
「例えば、社長の年収を1,000万円と決めた場合自分自身がどう思うか!?ということ」
なるほど…。
自問自答するみたい感じですかね?
「あっそうですね。そんな感じです」
「年収1,000万円かぁーっ(もっともらってもいいだろうなぁ)と思ったら、金額を上げて調整していく」
「逆に、年収1億円かぁーっ(それはもらいすぎだなぁ)と思ったら金額を下げて調整していけばいいんです」
なるほど、音楽を聴いていて自分の心地良い音量調整するみたいな感じですかね?
「そうそう、そんな感じで良いですよ。不快にならない音量調整みたく金額調整する」
で、心の中でザワザワせずドキドキワクワクする金額に決める。
つまり、社長の年収の決め方は心の動き次第で決めるということですね?
「そうです。それが社長の年収の決め方です」
「まぁ、普通に考えたら理解不能な決め方だと思いますけど社長である本人がわかっていれば、いいんじゃないですか(笑)」
なるほど。と、思いながら、三田さん流の社長の年収の決め方を教えてもらいつつも、自分の年収(社長の年収)を決める前に立ちはだかる、王道とも言える社長の年収の決め方とを比較することにした。
社長の年収の決め方は王道でいいのか?
王道を理解しつつも冒険する
なので、チャンスを大きく広げるために王道を理解しつつも、少し冒険してでも(リスクとまでは言わないが)2番バッターも果敢にヒットを狙っていくのもありだろうと思うわけです…。
その方が、野球をやっている人からしても良い意味でドキドキワクワクするわけだから。
それと同じで、社長の年収がザワザワしない無難な金額ばかりにして、ドキドキワクワクしない金額ならそれ以上のチャンス(業績向上や社長の年収が上がる)が広がることがないでしょうから(実際に体験してます)。
ちなみに、その当時、王道を意識しつつもザワザワせずドキドキワクワクする金額として社長である自らの年収を2,244万円(月:187万円)にしました。
まぁ、社長の年収の決め方は、そんな具合に決めるとしても、その他に社長の年収を決めるのに苦労があるんですよね…。
ちなみに、社長にふさわしい年収はいくらだと思いますか?
私なりに社長にふさわしい年収を算出してみました。ご参考まで。
【参考】社長にふさわしい年収はいくらなのか?の答え【平均年収は無視】
社長の年収を決めるのに苦労しない会社
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