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100年企業の社長との話【永続の秘訣】は単なる変化ではない

100年以上続く企業の社長(当社のクライアント)に、100年永続する秘訣について聞いた時の話しです。

 

その社長は、代々続く5代目で育ちの良さを感じさせるお上品で服のセンスも抜群な方。

 

20歳ほども年下の私に、ためらいなく先生と言える。その驚くべき謙虚な姿勢。

 

現在は、年商:30億円超でB to B向けに特殊な商材を販売している会社です。

100年企業の永続の秘訣は何なのか?

100年以上続いてきた永続の秘訣は何ですか?

 

「よくそんな難しいこと、さらっと聞きますねぇ~」

 

独特な関西弁で少し、嬉しそうだが皮肉っぽい表情をしながら答えてくれた。

 

じーっと考え込んで目が鋭さを増して次に発した言葉は、コレだった。

 

「取り扱う商材を変えてきたということですかね」

 

「うちは、これまで5回、取り扱うメインの商材を変えてきたんですよ」

 

「最初は、法人向けではなくて個人向けに小さな商店から始まって」

「次に、個人向けに雑貨屋をやってまして、ドン・キホーテさんみたいな」

「で次に、法人向けにある材料を売るようになり、今に至るんです」

 

「形があるモノ(商品)売るということは変わっていないですね」

「取り扱う商品だけが変わっているだけ」

「形あるモノ(商品)のみを売っていて、サービス(形のない)を売っていないです」

変化するものが生き残るのか

ダーウィンの進化論の話しにありますけど、強いものではなく変化するものが生き残るという感じですか?

 

「そうですねぇ…ただ、単に変化してきたというか、変化せざるを得ない状況になっていったんですよ」

 

「良くも悪くも、会社が追い込まれていたからだと思いますよ」

 

「1度や2度ではなく何度もあったと思います、会社のピンチが」

「私の代でもあるくらいですから…」

 

と、静かに語る口調の中に秘められた底知れぬ逆境を乗り越えてきた人の言葉の重み。

時代の流れに逆らわない

「企業が永続的にしていくには、お客さんの声と時代の流れに逆らわないってことなんでしょうね…」

 

「逆らわないで変化していくということでしょうね」

 

逆らわない…?

 

「ええ。下手に、自社が取り扱っている商材にこだわり過ぎると、ダメかなって…そう思いますね」

 

「お客さんのためにならないと商売が成立しませんから、当然ですが…」とアッサリと言っていたがとてつもなく重要な発言だ…。

 

重要過ぎて「あぁ、そうなんですね…」

 

なんて、軽く口で言えない。

100年企業の社長としての商売魂を感じさせる言葉。

 

そんな凄まじくかっこイイ理解できないほどの内容。

そういう言葉、イヤ、もはや有り難いお言葉を直接聞いた時は、しびれましたね。

単に変化しても100年企業にはならない

100年企業として会社が永続するための秘訣は…

 

『単に変化しているわけではない』

『お客さんの声と時代の流れに逆らわないで変化している』

 

その言葉に、以前読んだ漫画を思い出したら、それと全く同じと言っても良い内容がありました。

 

 

 

 

 

 

最初の事業に固執することなく時代に対応して正しく変わり続ける。

こういう企業が生き残るのだ。インベスターZ12

 

コレ正に私のクライアントでもある100年企業の社長さんが言っていること。

100年企業の共通点を探しても意味がない!?

100年企業になるためには、どうしたら良いのか?

 

そう考えて、共通点を探す真面目な社長さんもいると思いますが、ここまで話して言うのもなんなんですが…。

 

共通点を探しても意味がないと思います(キッパリ)。

 

なぜかというと…

それを知ったところで真似したり実行することは、非常に難しいからです。

真似、実行の難易度が高すぎる

難しいという例え話で『針に糸を通す』という言葉がありますが、そんなレベルの難易度とは思えない。

 

100年企業になっていく難易度というのは『目をつぶりながら針に糸を通す』しかも一発で通すくらいの難易度だと思います。

 

だから「創業して100年企業にしていく!」なんて、思って勇んでみてもそれを狙ってできるものではない。

 

それを100年企業の社長と話していてヒシヒシ、ビシバシ感じました。

多くの企業は100年企業の逆をやっている

100年企業は、単に変化しているわけではない。

お客さんの声と時代の流れに逆らわないで変化していっている。

 

ですが、そんなこと本当にできるでしょうか?

 

しかも、これを、自分の代だけではなく代々と受け継ぎ、当然のようにやっていく。

 

こう言ってはなんですが、多くの企業は、100年企業の逆をやっている。

 

  • お客さんの声を聞かず(無視または重く受け止め取り扱わず)
  • 時代の流れに逆らい(流れに気づかない、流れに逆らう)
  • そして変化しない(現状維持を最優先!?)

 

という企業が圧倒的に多いわけですから。

100年企業の社長が日々考えていること

100年企業の社長が、日々考えているのか?

 

参考になるはずなので、そのあたりについて聞いてみました。

 

「そうですねぇ常に意識して考えていることは…」

「会社経営って、どうあるべきなのか?」

「社長として、やるべきことはなんなのか?」

 

なるほどですね…

 

で、どういう結論に至(いた)っているんですか?

 

社長がいなくても組織として動ける

「極論、社長が会社にいなくても組織としてまとまっていて、仕組みとして稼働しているというコトが大事だと考えていますね」

 

仕組み経営というやつですね?

 

「そうですねぇ」

 

【参考】仕組み経営の言葉に反応する社長の会社は【業績が安定しない理由】

 

「基本中の基本ですけど、お客さんと長いお付き合いをしていくことが重要なのでそのためには、どんな商品を取り扱っていけば良いのか?」

 

「それさえおさえておけば、長いお付き合いデキますからね」

「そういう仕組みがデキたら、あとはお客さんが勝手にご注文してくださりますから」

余裕がある働き方にする

「あとは、余裕がある働き方ができるようにしていますね」

「サボりたいワケではないですけど…(笑)」

 

「社長も社員も朝から晩まで汗水たらして働かなくても、余裕をもって働き業績が良い会社の方がイイですから」

 

確かに。これは、会社でも個人でも本質的に同じことですよね。

 

余裕があるから、じっくりと中長期的な計画を考えることがデキる。

だから、永続的な発展がしやすくなっていく…みたいな具合だと思います。

 

【参考】儲かっている会社の社長が【ほとんど働いていない理由】

無理に利益を出さない

「あとは、無理に利益を出さないことを意識していますね」

 

「無理に利益を出そうとすると、不正が起きやすくなったり、トラブルやクレームが発生しやすくなりますから」

 

なるほどですね、確かにそうですよね。

 

【参考】会社経営で【利益を出さなくても良い条件】を知ってますか?

 

さて、人間の寿命が100年それが驚かない時代になりましたが、企業の寿命が100年それが当然の時代が来るとは到底思えない。

 

100年以上企業が続く…。

 

口で言うほど簡単ではないし10年継続させるだけでも大変だというのにそれが、100年なんて途方もないことですよ。

 

だから、これを読んでいる人に100年企業を目指しましょう!なんて、言えません。

 

しかしながら、上記の内容を参考に近づく努力は必要ですよね。

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この記事を書いた人
ヒロッキー

ヒロッキー@社長歴20年・社長という生き物が大好き。
社長として生きている人がファイブフォース(お金、時間、健康、家族、尊敬)を手に入れる個人指導しています。一杯600円のラーメンがご馳走だった幼少期から大学時代に年収1,500万円超のトップセールスマンとなり就活せず即起業。創業5年で3億超え上場目指す規模までになるが倒産。その後年商5,000億円超の東証一部企業の社長から見込まれ再起。詳しいプロフィールはこちら

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