「お金があればなんでもできるけどお金がないと奴隷みたいな人生になります」
「もし、あのままお金がないままだったら間違いなく一生奴隷の人生でしたね」
と、強い口調で話しだした知人の山野君(30代前半の自称、元・奴隷)。
過激で危険な思想を持っている人ではなく、普段は温厚で優しい日本国籍の一般人です。
自称ではなく、一応社長でもある山野君。
ただ、お金がなかった時期の苦労が凄まじかったせいでしょうか、お金を手にしてから、お金があればなんでもできると少々過剰に考えている傾向がありました。
それはさておき、これから話す内容は『お金があればなんでもできる』または『お金がないと、やっぱり、この先の人生マズイんじゃないか』と少しでも考えたことのある人にとっては、必見の内容です。
お金がない=奴隷は言い過ぎじゃないの?
お金がないと奴隷は言い過ぎなんじゃないの?と彼に言ってみると。
「いえ、言い過ぎじゃないんですよ」
「1日の労働時間12~14時間その間の休憩時間1時間未満」
「休日出勤は当たり前で月の休みが3日以下」
「こんな状況に置かれている人をなんといいますか?」
うん、奴隷だね(苦笑)
「それもこれもお金がなかったから、そんな過酷な労働をしなければならなかったのは間違いないです」
お金じゃなくて、単に就職先を間違えただけなんじゃないのか!?なんていう疑問を持ちつつも彼の話しは続く。
「お金があれば、そんな働かなくても済みましたし」
「実際にそういう生活から抜け出してお金を手にして確信したことがあったんです」
ったくもうお金があればお金があればってうるせぇなぁ…と思いつつも。
確信したことって、どんなこと?と聞いてみると。
「お金があればなんでもできるってことです」
「あと想像以上に資本主義社会って厳しいってことです」
確かに彼の言う通り、ある程度はお金があればなんでもできるだろうし資本主義社会に生きているのは事実。
お金があればなんでもできるという意味
「お金があればなんでもできる…」
「そこだけ切り取ってしまうとなんだか誤解を招くというか」
「横柄(おうへい)で生意気なやつだと、思われるかもしれませんが」
うん、大丈夫。
多分、この一文を読んでいる人は、そう思っている…。
「あっ( ゚Д゚)」
まぁ、山野君の良さは、唯一謙虚で腰が低いところしかないから…安心して続けて。
我慢しなくていい人生を送れる
お金があればなんでもできるというのを、どういう意味で言っているのか?
「そうですね、ひと言で言うと我慢しなくていい人生を送れるみたいな」
なるほどね。
「お金があればなんでもできるというのは自分がやりたいことをやれる」
「自分がやりたくないことをやらなくてもいい。という意味があるんですね」
まぁ、わかるよ。
やりたくない仕事をやる必要がなくなる
「お金がなかったから、やりたくない仕事をしなければならなかった」
「それも長時間にわたって…でもそれから解放されたんです」
「そして、嫌な同僚や上司の顔も見る必要もなくなるし、会社に行く必要もなくなるし」
「それが可能になったのもお金を手にしてからですから」
「だから、より一層お金があればなんでもできると思っているのかもしれません(汗)」
まぁ、そうなるのも無理もないと思うよ。
べつに人に迷惑を掛けなければ、そう思っていても問題ないし大っぴらに下品な感じで言わなければいいんじゃないの。
『お金があればなんでもなんでもできる』
多かれ少なかれ皆思っていることだろうから。
「そうですか、そうですよね」
お金があればできること
他にお金があればできることって、どんなこと?
「好きな服を買ったり、旅行へ行ったり食事したり、車買ったり、広くて綺麗なマンションに引っ越せたり、親孝行ができたりですかね」
「今言ったことは、全てお金を手にした後に、できていることでしてお金がなかった時にはどれもこれもできなかったことなんです」
「ですから、お金があればなんでもできるということを確信しているんです」
途中まで聞いてたら女子か?!とツッコミを入れたいところだったけど、まぁ、そうだよね否定はしないよ。実際にその通りだから。
まぁ、それを露骨に人前で言うか言わないかの違いはあるだろうけど。
勿論、手にするお金の金額によって、なんでもできると言ってもできることの種類や規模は違いますけど。
あと肝心なことは、お金を手にする手段が真っ当な方法であること。
資本主義社会=お金があればなんでもできる
(山野君はさぁ)さっき、お金があればなんでもできるけど、想像上に資本主義社会って厳しいって言ってたけど、どう考えている?
「そうですねぇ、資本主義社会=お金があればなんでもできる。ですかねぇ」
(そればっか…)
まぁ、ハズレてはいないけど、資本主義社会ってもう少し言うとこんな感じだろうね。
「資本主義社会で生きる人間はカネさえあれば無制限の自由を手に入れられる。その逆もまた真なり。カネのない人間は一生、他人の奴隷になるしかない」
特捜投資家(著:永瀬隼介):P94
資本主義社会の上にいるか下にいるか
私は資本主義社会というのは、お金の上にいるのか、下にいるのか(お金を使う側、お金に使われる側)それによって、送る人生が大きく変わるってことだと認識している。
「はぁー、なるほど確かにおっしゃる通りですね(汗)」
この事実をしっかりと勇気を持って受け止めて生きていかなきゃだよ。
だって、良い悪いは別にしても事実だから。
- お金の上にいる=お金を使う側
- お金の下にいる=お金に使われる側
「ですね」
「結局、昔の自分は、お金がなかったのでほんと奴隷のように長時間労働しなければならない状況でしたから(汗)」
まぁ、奴隷という言葉は少々過激ではあるものの、本質的には言葉の定義や使い方としては、間違っていないと思うんだよね。
「あっ、ですか良かったです…(*´Д`)」
資本主義社会の下にいると奴隷化する
まぁ、話しをわかりやすく言うと、資本主義社会の下にいると奴隷化するというのは間違いないよね。
奴隷というのは、自分の意思に反して行動しなければならない人を言うんだけど。
つまり、山野君の以前の状態で言うと
- 働きたくないのに働かなければならない
- やりたくないことをやらなければならない
そこに、その人の意思が反映されないどころか反して行動をしなきゃならないのが奴隷だからね。
お金があれば、もっと良い人生を送れる
『お金があれば、もっと良い人生を送れる』
(下品な言い方ではなく)
このセリフ、お金持ち(年収1億円以上、純資産1億円以上)の知人たちの言葉です。
そんなことをワザワザ大っぴらには口にしていませんが、限られた仲間うちではそうハッキリと明言しています。
これを読んでいる人は、そんな話しを聞いて軽蔑(けいべつ)するでしょうか。
やっぱり、お金持ちは、そんな風に考えているのかぁーと偏見を持つでしょうか。
しかしながら、世の中の真実を言い当てていると思いませんか?
そういう気持ちに素直になれて、現実から逃げずに向き合って行動している人が実は、以外にアッサリとお金を手にしていますよね。
そして、人がうらやむような人生を送っている。
【参考】お金を稼げる人と稼げない人を【決定づけている3つの思考】
お金があればなんでもできるのは間違い?
世の中の大半のことは、お金があればなんでもできると思われがちですが、私は間違いだと思っています。
より正確に言うならばお金と『時間』、『健康』があればなんでもできるということだと、経験上そう確信しています。
- ✖:お金があればなんでもできる
- 〇:お金と『時間』、『健康』があればなんでもできる
お金があればなんでもできるというのは、人生において、何かをする選択肢が広がるということ。
さらに、そこに時間が加われば飛躍的な勢いで、自分の人生の選択肢が広がるということだと私は認識しているし、そう実感しています。
- お金があればなんでもできる⇒人生の選択肢が広がる
- お金+時間、健康⇒さらに人生の選択肢が飛躍的に広がる
そして、実際にお金だけではなく時間さえも手にしているようなお金持ちたちは、そのことをよく理解しています。
本当に本当は、お金があればなんでもできるわけではなく、なんでもできるようになるにはお金と時間、健康を手にする必要があると。
お金と時間、健康の重要性にいつ気づくのか
『あぁぁやっぱり、お金があればなんでもできるだなぁ』
『でも、お金だけあっても時間がなかったり健康じゃないと意味ないんだなぁ』
『お金がある人生とない人生の落差ってココまであんのかぁ』
という具合に、お金と時間および健康でいることの重要性に、いつ気づくのか気づかないのか?
気づくとしたら、今この時点で気づくのか、それとも体力も気力も衰えた年齢、足腰が弱くなりトボトボと歩くことしかできなくなるような老後を迎えてから気づくのか。
それによって、その人自身の人生が大きく変わるのは間違いないと思います。
【参考】お金を稼ぐには何が必要なのか?【外科手術で考えればスグわかる】
お金と時間、健康、尊敬、家族を手にする
お金があればなんでもできる…という誤った考えを持ってしまうから、仮にお金を手にしても、それ以外を犠牲にしてしまっている人が、以外に多いです。
ですが、私は、お金と時間、健康を手にするのみならず、尊敬、家族も手にする。
そういう人生を歩むのがベストだと経験上、確信しています。
少なくとも、社長として生きている人、生きていこうとしている人には、お金・時間・健康・家族・尊敬の5つ全てを手に入れた人生を送って欲しいと思います(それが『真の社長』)。
じゃぁ、具体的に何をどうすれば、そうなれるのか?、そのあたりのヒントや答えを【『真の社長』になるためのメルマガ講座 】で詳しくお伝えしています。
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