儲かっている会社の社長は、ほとんど働いていない。
「そんなワケがないだろう!」と、思う人が大勢いると思います。
昔の自分も、そう思っていました。
しかしながら、儲かっている会社の社長ほど、全く働いていないとまでは言いませんが、ほとんど働いていないというのは事実です。
その理由や儲かっている会社の社長は、どんな仕事ぶりで何を考えているのか?など、お伝えしていきます。
(※)「儲かっている会社の社長」とは、次のような条件を満たしている人とします。
- 経常利益および社長の役員報酬が、それぞれ1,000万円単位。
理想的に儲かっている会社の社長と社員
理想的に儲かっている会社の社長や社員の仕事ぶりは、どういう感じなのか?
最もわかりやすいと思われるのが、スポーツの強豪校の選手と監督の働きです。
例えば、野球でもサッカーでも強豪校は、基本的に監督は、ほとんど何もしない。
こんな感じです。
これが強豪校であり儲かっている会社の社長の姿です。
社員の仕事ぶり
ちなみに、私は小学校4年から大学2年までずっとサッカーやっていました。
全国高校サッカー選手権に出場している強豪校とも試合したことあります。
そういう強豪チームは、選手1人1人が自立しています。
監督から大まかで簡単な指示はあっても「ああしろこうしろ」という細かい指示はない。
基本的に、選手同士のコミュニケーションで問題を解決しています。
社長の重要な仕事
じゃぁ、監督いや社長は何をすればいいの!?って、ことなんですが。
監督(社長)の重要な仕事がコレ。
そういうことです。
これは、儲かる会社にするにも同じで自立型の組織を作り上げるってことです。
何も言わなくても選手(社員)が勝手に自分で考えて自分で答えを出して、動いていく。
これこそが、儲かっている会社の社員や社長の仕事ぶりです。
「それは、そうかもしれないけど、それが出来たら苦労しない」
正に、おっしゃる通りです。
そんな会社は、ハッキリ言って理想的に儲かる会社であり、ごくまれなケースです。
現実的に儲かっている会社の社長と社員
儲かっている会社の社長は、実は社員に期待していません。
これが、現実的に儲かっている会社です。
書き間違えではありません。
儲かっている会社の社長は、社員に期待することなく、社員に頼ることなく、社員を変えることなく、それでも儲かる会社にしています。
言ってしまうと、それが現実的に儲かっている会社であり、私の結論も同じです。
社員を変えるのは、ほぼ無理
儲からない会社の社長に限って、社員教育に力を入れようとします。
しかしながら、社員を変えるのは、ほぼ無理だと考えておくのが身のためです。
なぜなら、そもそも、社員からしたら
「面倒くさい。今までと違うことやるのはイヤ」
「今まで通り、言われたことだけやっていたい」
というのが本音です。なので、正直、社員を変えるのは難しい(キッパリ)。
どんな規模の会社でも社員(人材)で苦労していることでしょうけど、これが現実。
儲かる仕組みにするのは、ほぼ可能
儲かっている会社の社長は、儲かる仕組みを創っています。
これなら、誰でも簡単にとは言いませんが、ほぼ可能です。
それこそ、社員を変えることに比べれば100倍簡単で精神的にも楽です。
いわゆる、仕組みを構築して経営しているというやつですね。
【参考】仕組み経営の言葉に反応する社長の会社は【業績が安定しない理由】
他ならぬ私自身が、以前50名以上の社員がいた会社を経営していたこともありますので、少なくとも、そう実感しています。
(※)私自身が社員を率いるのに向いていない社長だと思います。
2種類の儲かっている会社の社長
儲かっている会社の社長と言っても、大きく2種類います。
1人は、何かを犠牲にして儲かっている会社の社長。
もう1人は、何かを犠牲にすることなく儲かっている会社の社長です。
言うまでもなく、後者の社長の方がいいですよね?
相応のリスクを負い社長として生きている人なら、誰しも儲かる会社にしていきたいと考えていると思いますし、そうなるべきだと思います。
ただ、言うまでもなく、何かを犠牲にして儲かっている会社の社長になるのは避けた方が良いです。
もっと言うと、お金・時間・健康・家族・尊敬の5つ全てを手に入れて、社長にふさわしい人生を送るべきだと私は考えています(それが『真の社長』)。
そのためには、何をどうすればいいのか?についてのヒントや答えを【『真の社長』になるためのメルマガ講座 】詳しくお伝えしています。
※上記画像の引用「インベスターZ13」より
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