「離婚しちゃいました」
何度目ですか?
「3度目です…」
と、それほど深刻でもなく平然と答えるのは、ゴルフ仲間の社長:下田(しもだ)さん。
彼が運転する黒のベンツに乗り、千葉のゴルフ場から帰ってくる車中での話。
「まぁ、仕方ないことなんで…」、「でも、後悔はしていませんから」
仕方ない。後悔していないと…離婚した自分の心を優しく癒す暗示ともとれる言葉をつぶやく下田さん。
さて、私の知人やゴルフ仲間、クライアントで、デキる社長や年商10億以上の社長たちが、他を圧倒するほどの高確率で経験していることが、離婚。
その離婚率と原因などを分析、他では知られざる実態について明かしていきます。
社長の離婚率と一般の離婚率
社長の離婚率は、明らかに高い。
というのも、私が知る限りにおい確率的に10人の社長がいたら、6人は離婚経験者。
しかも1度ならず2度以上という人も、その半数います。
単純に確率から考えて、社長の60%以上は離婚経験者。
これはザックリ過ぎる数値ですので、以降より精度が高い離婚率を算出していきます。
ただ、良い悪いは別として、日本の離婚率(※)から見ても異常な高い確率です。
統計的に見ると一般の人の離婚率は低い
統計的数値による離婚率に関しての数値を紹介していきます。
これは、社長がいかに、悪い人!?じゃなくて、凄まじい離婚率が高いのかについて参考となるからです。
よく巷では、離婚率って3組に1組が離婚していると言われますが、全くの間違いです。
どういうことかと言うと…
少々面倒な数値の説明になりますので、ザックリとした数値だけ知りたい人は、以下の内容でアンダーライン(赤・黄色)を引いてある内容だけご覧ください。
単純に1年間の婚姻件数と離婚件数のみで算出しているから、3組に1組という数字になっているだけです。
例えば、こんな感じ。2017年(平成29年)の統計数値だと
・1年間の婚姻件数=約60万件
・1年間の離婚件数=約21万件
となり、確かに3組に1組が離婚するという結果になります。
平成29年(2017)人口動態統計(確定数)の概況 第1表 人口動態総覧|厚生労働省)
ですが、冷静に考えてみると婚姻件数は、単純にその年に婚姻した件数ですが、その年に婚姻した件数のカップルが離婚した数ではないんですね。
なぜなら、離婚件数は、それ以前に婚姻した膨大な数の人たちの数が含まれているからです。
実際は、1年間で200組のうち1組が離婚している、0.5%なんですよ。
人口統計資料集(2018) Ⅵ.結婚・離婚・配偶関係別人口 表6-11 性,年齢(5歳階級)別有配偶者に対する離婚率:1930~2015年|国立社会保障・人口問題研究所
計算方法:その年の有配偶人口(男女別)あたりの1年間の離婚件数
その他、普通離婚率というのがあってこれは%(100人あたり)ではなく‰(パーミル※1,000人あたり)という計算数値を用いるんですが
離婚率 :1.7‰(2017年度)
計算方法:1年間での人口1000人に対する離婚件数
平成29年(2017)人口動態統計(確定数)の概況 第1表 人口動態総覧|厚生労働省)
つまり、1年間で離婚している人は1,000人あたり1.7人だから圧倒的に少ない。
仮に、100人なら0.17人(0.17%)ということになるわけですね。
とまぁ、面倒な計算は覚える必要は全くないので一般に考えられているよりも実は、はるかに離婚している人は少ないということです。
一般の人の離婚率に比べても社長の離婚率は相当高い
そう考えると、ザックリ(やや無理やり感はありますが)社長が10人中6人。
その内、1年で離婚している社長は、10人中2人の割合。
つまり…
離婚率:20%(一般の離婚率と期間を合わせると)
※一般の離婚率の期間と合わせる(1年間)
0.17% 対 20% とすると、118倍!!!
つまり、社長は普通の人の118倍多く離婚を経験しているということ。
一般の人の離婚率に比べても、社長の離婚率は相当高い。と結論づけても良いでしょう。
いや、そう結論づけます。
では、一体なぜ?社長は、離婚するのか?
社長の離婚率が高い原因
社長の離婚率が高い原因というのは、一般的には、仕事が忙しいから…どうのこうのという話しがありますよね。
しかしながら、それは違うと思います。というか、違います。
なので、社長の離婚率が高い原因の実態を明かします。
イイ男だからモテる
シンプルにイイ男です。
だから、モテるという当たり前のことに過ぎません。
少なくとも、私が知る社長たちは、仕事デキるし、ゴルフもうまいしルックスも良いし、気遣いもできる人たちです。
しかも、お金も持っていますから…。
良い意味でぶっ飛んでいる言動
私のクライアントでもある社長曰く。
「家の近くを散歩していたらベンツが自分を見てきたんです」
「買ってくれみたいな目してくるんで」
「だから、買っちゃいました1,000万円ほどでしたけど」
いやいや、勘違いだろうって…どんな類まれなる感性持って生きてんだよ。と思います。
次に、他のクライアント(社長)曰く。
「この間、近所に買い物にいったらマンションを建てていたんです」
「で、ふらぁーとモデルルームに寄ったらイイ感じだったので、即申込書を書いて
銀行の融資の審査もおりたので1億円でしたけど」
次に、ゴルフ仲間の社長曰く。
「お店で知り合った子なんですけど、まだ20代前半。実は、その子と…」
その続きはバッサリと割愛します…。
ドンドン成長していくと奥さんとの考えのズレが発生
社長という生き物は、ドンドン成長していきます。
そもそも、社長になる人は上昇志向が強いです。
現状維持を考えていないから攻める、猛スピードで攻めまくる。
そして、魅力がさらに増していき、それまで以上に光り輝いていく。
となると、何が起きるか?!
車で例えるならば、運転席に座って車を猛スピードで運転しているのが、そういう社長だとすると、助手席に座っている奥さんとの話や感覚に微妙なズレを感じ始める。
それは、むしろ奥さんの方に強く感じ始めると思います。
「ねぇ、もう少しゆっくり走ってよ」
「そんなにスピード出したら、危ないじゃない」と。
それに対して社長は…
「(うるせぇなぁ)」、「黙っててくれよ…」みたいな
猛スピードで走りたい社長。しかしながら、奥さんとは、そんなスピードにはついていけない。ついていきたくなくなる。
そしたら、奥さんとのコミュニケーションがさらに減る。
夜のお店へ行く頻度が増える
夜のお店(銀座)へ行く頻度が増える。
社長という生き物は、常に猛スピードで走り続けたい気持ちを
夜のお店(銀座)のお姉さまたちが、理解し癒してくれ持ち上げてくれる。
「すごぅーいカッコいい」、「やっぱり仕事がデキる男って素敵よねぇー」
「奥さんがうらやましいぃー」と、称賛の嵐が吹きまくる…。
お酒の勢いもありさらに、気分が良くなり有頂天へと…。
「そっかぁ、やっぱり、俺凄いよなぁ」
「あいつ(自分の奥さん)は俺のこと凄さがわかっていない」
「最近、話がかみ合わないしなぁ…」
「新しい道に行くか新しい道は、新しい人と!?」みたいな…感じになるわけです。
ザックリ言うと、離婚するまでの流れってこんな感じです。
ホント、世の中ってうまい構造が出来上がっていると思います。
そしたら、あとは離婚までカウントダウンが始まっていくみたいな…。
離婚した後の社長の状況
離婚した後の社長って、以外に元気です。
むしろ、離婚した後の方が元気になったんじゃない!?と感じさせるくらいに元気。
離婚した後は、精神的なショックがあるという話しもききますが、私が知る限り社長で離婚してショックで立ち直れないという人は、いないですね…。
離婚率も高いが再婚率も高い
社長は、離婚率も高いけど再婚率も高いのは、間違いないです。
それこそ冒頭に話した下田(しもだ)さんのように
「僕が悪いんで、他に好きな女性ができたもんですからぁ…」
「その女性と結婚する予定なんで」と。
- 『離婚=新しい人生の始まり』
みたいな感覚を持って離婚する社長の方が多いです。
一抹の後悔はあると思う
離婚後の社長を見ていて、離婚しての明らかな精神的なショックは感じられないです。
しかしながら、一抹の後悔を感じさせることを話す社長はいますね。
その都度、離婚したことの正当性を雄弁に語るのが社長という生き物ですが。
離婚しない社長の考え方
社長は離婚率が高いです。
しかしながら、離婚をしない社長もいます。
ちなみに、私も離婚はしていませんし、する予定もありません。
よくある話しですが、仕事では成功したけど離婚してしまった(望まない)…。
その一方で、離婚しない社長の考え方は…
- 離婚しないことを最初から決めている
- 離婚リスクが高くならないような言動をしている
必ずしも、社長が離婚することが悪いことだとは思いません。
ただ、社長として理想的な生き方としては、離婚もせず、お金・時間・健康・家族・尊敬の5つ全てを手に入れた人生を送る方が良いと思います(それが『真の社長』)。
じゃぁ、具体的に何をどうすれば、そうなれるのか?、そのあたりのヒントや答えを【『真の社長』になるためのメルマガ講座 】で詳しくお伝えしています。
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